プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーってどんなお花?
プリザーブドフラワーを知らないっていう人はまだまだいっぱいいらっしゃいます。
『ブリザードフラワー』と間違って覚えていることも・・・。
正しくは『プリザーブドフラワー』と覚えてくださいね!
- ●プリザーブドフラワーのお花の種類
- 代表的なバラの他、デンファレ、ガーベラ、マム(菊)、カーネーション、ダリア、カラー、スカビオサ、ジャスミン、クチナシ、ブルースター、トルコキキョウ、フランネルフラワー、マリーゴールド、アジサイ、カズミ草、ライスフラワー、スターチス、ラベンダー、、、
いっぱいありますね。
グリーンも、アイビー、ルスカス、アジアンタム、ユーカリ、レモンリーフ、ベアグラス、レザーファン、などなどまだまだいっぱいあります。 - ●プリザーブドフラワーの製造方法
- プリザーブドフラワーとは、簡単に言うと特殊な液体に付けて生花を加工したものです。
脱色の液体から着色の液体と2段階に分けて加工するようですが、1種類の液体だけで加工できるものもあるようです。 - ●プリザーブドフラワーの魅力
- プリザーブドフラワーの魅力は、生花のようなみずみずしい状態のお花が長く楽しめること、生花では無いような色も作ることができアレンジのバリエーションが広がること、水替えなどの手間なく飾れること。
が挙げられます。
加工に手間がかかる分プリザーブドフラワーだけで制作すると価格が高くなってしまいますが、愛彩祭ではドライフラワーなどを組み合わせてボリューム感のあるお花を提供しています。 - ●プリザーブドフラワーの短所
- でも湿度には弱いようで、花びらが半透明のようになってしまうこともあります。
そうなってしまったら弱いドライヤーの熱風で乾燥させると、ある程度は元の花びらの状態に戻すことができます。
ケースに入れて飾れば湿度を防ぐこともできますが、飾り方によっては魅力が半減してしまうかも。。。
生花よりはだんぜん長持ちするので、できればそのまま飾って楽しみたいですね。 - ●プリザーブドフラワーのメーカー
- 大地農園プリザービング(Preserving)
フロールエバー(FLOREVER)
ヴェルモント(Vermont)
ヴェルディッシモ(VERDISSIMO)
アモローサ(AMOROSA) - メーカーによって、乾燥気味のお花、半生状態のお花など違いがあります。
また色合いもそれぞれ違います。
海外のものは派手な色は思い切り発色よく、渋い色合いもマニアックな感じがします。
愛彩祭ではその都度用途に合わせて仕入れています。
ドライフラワーとは?
ドライフラワーってどんなお花?
ドライフラワーって聞くと、茶色の枯れたお花、、というイメージがあるかもしれません。
でも最近のドライフラワーは色もカラフルでとってもきれいなんですよ。
お花をそのまま乾燥させたものもありますが、天然の素材を使ったお花の形に作ったもの『ソーラーフラワー』などもあります。
最近は着色のものが多く、色も豊富でとても綺麗です。
お手入れの手間もかからず、丈夫な素材が多いので長く楽しむことが可能です。
プリザーブドフラワーとの組み合わせで、より自然なお花の雰囲気になります。
湿度で水分を含んでしまうと、劣化したりカビの心配にも。。また直射日光が当たると色褪せしたりします。
それでも丈夫なものが多いので、すぐにダメになってしまうということではありません、乾燥した場所に飾ると長持ちしますよ。
生花よりはだんぜん長持ちするので、劣化を恐れず玄関ドアにリースを飾ったりいろいろな場所に飾って楽しみたいですね。
東北花材(TOKA)
色も季節によって、春は淡い色冬は濃いめの色などメーカーで作る色を変えているようです。
可愛いお花で気に入っていると、廃盤になってしまったり、、そこは自然素材なのでしょうがないですね。
愛彩祭ではその都度用途に合わせて仕入れています。
プリザーブドフラワー、ドライフラワーの寿命・劣化
枯れないお花、永遠に綺麗、と言われているプリザーブドフラワー、実際にはどれくらい持つのでしょうか。
画像も交えて解説していきますね。
水色のバラ・アジサイ・ライスフラワーはプリザーブドフラワー、シルバーデージー・イモーテル・フィビキア・ポアプランツはドライフラワーです。
プリザーブドフラワーの水色のバラとアジサイは色が抜けて白になっています。
色は抜けましたが破損や花落ちはなく、きれいな状態です。
ドライフラワーのほうは、色が若干薄くなっていました。
お花の破損や花落ちはないようです。
ここからさらに年数がたつとまた変化していくと思います。
カーネーション・ライスフラワーはプリザーブドフラワー、シルバーデージー・ポアプランツ・インディアンコーン・クリスパムはドライフラワーです。
カーネーションは若干色が薄くなっていますが、最初の花束の水色のバラよりも色落ちが少ないです。
ちょっとお花がくしゃっと小さくなっているような感じです。
ドライフラーも花束と同様で、若干色落ちはありますが状態は綺麗です。
ただ、ほこりなどの汚れは結構ありました。
全体的にお花の向きが下向きになったような、、重力?